#1 – 自分の居場所は、自分で作ればいい。

先日、四十路に王手がかかった。本当は誕生日当日から記事の投稿を始めようかと思ったが、このブログのドメインを取得した次の日には取得したことをすっかり忘れてしまっていた。近頃本当にもの忘れがひどい。約2年半続けた派遣の仕事もロクに覚えられないまま、契約満了を迎えそうな勢いだ。

今までスマホの日記アプリで、思いついたことを思いついたままに好き勝手書いて記録していたのだが、最近スマホで文字を打つのがかったるくなってきた。文字を打つだけでなく、スマホ操作をすること自体がだるく感じる様になってきた。老眼の始まりの合図なのだろうか。なんだかんだでパソコン操作が楽で、ここ20年くらいパソコンにお世話になりっぱなしである。

当ブログは、今まで使用してきた日記アプリの代替として、これから自由気ままに色々なことを綴っていこうと思う。基本的には何でも書いていくつもりでいる。ちなみに当方女だが、育ちが悪いので口も態度も悪い。予めご了承いただいきたい。

日記アプリを使っての記録は、自分の心の整理にも繋がる上、後から読み返しても本当に面白い。今の自分の状態・・・何の仕事をしていて、体重は何キロで、どこに住んでいるかなど事細かに記録して、イライラしたことやもやもやしたことなどネガティブなことも全て記録しておくことで、未来の自分が読んだ時の励ましのネタになるのではないかと思い、更に「これを将来読んでいる時には今よりもマシな生活をしていろうだろう。」というささやかな希望を抱きつつ適当に書いていた。つまり、励ましてくれる人が身近に数えるくらいしかいないのだ。正確に言えば、2人いる。何かあった時にはその2人に励ましてもらえば良い話なのだが、都合がつかない時には自分で自分を励まさないと潰れそうになるのだ。日記アプリに記録していたのは、自分が潰れてしまうのを未然に防ぐためでもあり、自分で自分を励ましたり機嫌を取る練習をするためでもあった。

しかし先に述べた様に、最近はスマホアプリの操作が至極かったるいので、ブログを立ちあげることにした。飽き性なので、続くかどうかは分からないし、またドメインを取得した次の日の様に、存在をすっかり忘れて全く別のことに勤しんでいるかも知れないが、大目に見て欲しい。怒られるのは子どもの頃から嫌いで、そもそも耐性がない。ブログを立ち上げたのは、その飽き性を治すためでもある。子どもの頃は比較的物事は続く方で、趣味でウン十年続いているものもある。過去の自分が頑張ってくれたお陰で多趣味になれたし、自分の中で楽しめることやその感覚を失うことなく過ごせている。しかし、最近はもっぱら飽き性で、少しかじったら次の日になったら忘れていたりと、何かの病気に罹っているのではないかと自分で疑うくらいに物事が続かない。元々文字を書く事は好きだし、パソコンも好きなので、このブログが長続きすることを切に願っている。自分のやる気次第なんだけど。

ブログのデザインはシンプルを追求した結果、海外の某ファッション雑誌の様になってしまった。アイコンはアルファベットの”J”だが、某アイドル事務所も社名変更したことだし、アイドルのサイトを日頃見ている人が仮に訪ねてきたとしても「紛らわしい!」と叱責を受けるなどの問題は発生しないと思う。特に反省はしていない。確認だが、ここはアラフォー派遣社員実家暮らし短足肥満人間が作ったブログだ。困惑せず冷静でいて欲しい。

ちなみに、ブログのタイトル”Just ignore me.”というのは、昔々某メッセンジャーのチャットルームに頻繁に出没したアカウント名から拝借した。何か話すことなく、誰かと絡むことなく、ただチャットルームにいるだけのこのROMアカウントが好きだった。100年に1度、一言だけ話すこともあった。そのスタイルをメッセンジャーのサービス終了時まで貫き通していたところが本当に好きだった。なので、今回久しぶりに存在を思い出して、採用した。これから投稿されるであろう記事の内容もブログのタイトル通り、そんなに真に受けないで欲しいし、気にしないで欲しい。一人暮らしの準備が上手く行かず、実家住まいだが年を召した両親との生活もいよいよ辛くなってきたので、手っ取り早く「別の住処」が欲しかったがために立てたブログなのだ。先に理由を述べたが、一番の理由はこれである。居場所が欲しいのだ。

ここ数ヶ月賃貸情報とにらめっこしていて、一度内見にも行ったが、管理者側の気が変わって家賃が高くなるとの話があり、申込書を提出したものの破談となった。昨年夏にコロナに罹患し、現在に至るまで体調が芳しくなく、仕事も朝の満員電車に耐えられる体力を失い、在宅勤務が増えてしまった。数か月前には病気になり手術も受けた。それなのに、倦怠感が全くと言っていい程に取れない。何だか釈然としない日々が何日も続いているのだ。輪をかける様に嫌なことが次々と起こっているのだ。この流れを阻止すべく環境を変えようと試みるが、上手く行かない。完全に負のスパイラルに陥っているのだ。

けれど、うなだれていては同じことが繰り返されるだけで、何も変わらない。では、手っ取り早く新しいことを始めよう。丁度30代最後の年齢になるし、どうせ何か始めるなら「自分だけのお城」みたいなものが良い。そういった思いから、このブログを立ち上げることになったのだ。この「暗黒時代」を終わらせるきっかけになり得るのかは分からないが、先に述べた様に、平和にかつ健康的に暮らしているであろう将来の自分が懐かしみながら、時に笑いながら読み返せる様に少しずつこの家を自分流に構築していきたい。経済力が乏しい分、自分の拙い文章で将来に投資をしようという作戦だ。お妃も可愛い動物たちもおらず、魔法使いも寄り付かず、王子様も迎えに来ない、おひとりさまシンデレラのお城へようこそ。

今はそんな余裕はないけれど、将来はこの城に誰かを呼べる様にしたいと思っている。きっと、私と同じ様に居場所を探して彷徨っているいる人もいると思う。そういう人たちの憩いの場になればいいとも思うが、なんせ口と態度が悪いので、人の出入りが激しく、結果的に一人住まいになりそうなのが既に目に浮かぶ。「あたたかい」とは感じられないかも知れないが、「たまには来てもいいかも。」と思える場所になればいいと思う。もう既に気づいているかも知れないが、昔から基本的に他力本願である。

ソーシャルメディアが今では当たり前に利用されているが、正直私は飽きてきた。今でも一応利用しているが、アカウントを持っているからといって、必ず横のつながりができる訳ではないし、何なら目障りな自己啓発ツイートも頼んでいないのに勝手に目に飛び込んでくるのだ。最近のtwitterでは、インプレゾンビなるものがのさばっていて、優良な情報や面白いツイートをキャッチしづらい。ちなみに私は一生twitterと呼ぶ。Xという名前が嫌いだからだ。パソコンからのみアクセス出来る招待制の頃のmixiが一番優良だったと今でも思う。変なエロ業者もインプレゾンビもいないし、本当に健全なSNSだったのに何故ああなってしまったのだろう。利益を優先した途端に崩れていった印象だが、今から20年前になるが、あの頃のインターネットサイトが楽しかった。こうやって過去を美化してしまうのも年齢が関係しているのだろうか。

ということで、私は「SNSを活用しよう!」という自称インフルエンサーたちの勝手に流れて来る情報に逆らってブログを立ち上げた。あまり優良な情報は発信されない上に文章も構成も国語力もかなり酷いままロクに訂正せずにそのまま投稿すると思うが、暇つぶしによろしくどうぞ。

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